わんこを飼われているみなさま、特に、超小型犬、小型犬の女の子を飼われているかたは、うれしょん問題に悩まされているのではないでしょうか。
当サイエンス系ブログでは、このうれしょん問題に焦点を当ててこれまでのカニーヘンダックス の女の子 リリーの観察からその原因と対策を共有いたします。
なぜ、うれしょんをしてしまうのか。
まずは、原因の特定が必要です。うれしょんが観察されるのは主に、
- ひとりのお留守番が長時間で、かつ飼い主が積極的スキンシップをとった場合。
- 生理的ピーピーのタイミングが近い状態でお留守番となり、帰宅したタイミングが限界付近だった場合
大別すると上記のようになるかと思われます。後者については、外出前に、生理的ピーピーをピーピー誘導によりすませておくことで問題を解決することが可能です(日常のピーピートレーニングが肝要です)。リリーの場合には、ある程度貯まっている状態であれば、トイレに置いてピーピーの呪文トリガーでトレイをすませてくれます。
問題は長時間のお留守番
長時間お留守番の場合は、外出前のピーピー作戦は意味をなしません。なぜなら、貯まってしまうからです。うれしょんをするケースを観察すると、飼い主のスキンシップがトリガーになっていることが大半です。お留守番の任から解放され、撫でて欲しいとアピールするわけですが、当然撫でられる時には脱力して、撫でられるがままに任せるわけです。この弛緩が、うれしょんを発動させるに違いありません。
解決策は?
解決策は、スキンシップの前に、お留守番のご褒美のおやつをあげることです(リリーの場合です、おやつのご褒美効果がないワンコには無効かとおもわれます)。おやつに一旦フォーカスさせ、飼い主とのスキンシップ欲求を低減させることがポイントです。もちろん、スキンシップになってしまうので、手から直接あげてはいけません。おやつをあげて、いったん満足したら、様子をみて、ピーピーに誘導します。ピーピーができたなら、おもっきりスキンシップをとりましょう。これで、うれしょんを問題は解決です。
飼い主帰宅→おやつもらえる→トレイでピーピー→撫でてくれる
の、究極解が完成します。
うれしょんに悩んでいる方は、一度試されてはいかがでしょうか?ただし、上記は個人の感想で、普遍的な解決策ではなく、常に例外は存在します(一例のみなので、リリーが例外かもしれません)。