これは特に幼年期から犬を育てるオーナーさん共通の悩みのタネ、食糞問題。
リリーも、例外なくこの時期を通りました。
食糞は原因が定かではないらしく、そのほとんどは一過性。一番の対処法はうんちをしたらすぐに片付けることと教えてもらいました。
幼年期リリーのうんちの回数は毎日3-5回。わが家は共働きのため、日中不在時は諦めるしかないのですが、自宅にいるときはできる限り、リリーの行動をよく観察してうんちのタイミングを見逃さないように注意しました。食事の後、寝起き、運動した時など可能性の高いタイミングがあります。またリリーの場合、今でもそうですがうんちの前はトイレへ行ったり来たりを繰り返す特徴行動があるので、こちらも静かに事前待機。
もう一つの対策は、うんちをしたらすぐに褒めておやつをあげることで、自ら私達を呼びに来るようにトレーニング。これはリリーの場合、いつもではないですが少し効果がありました。当時別室のサークル内で寝ていたリリーですが、早朝鳴き声で私達にうんちの合図を送ってきました。寝ぼけながらも、食べないように走って片付けに行ったのを覚えています。
一点気をつけることは、食糞を叱ることは無意味と教えてもらったこと。私達も、うんちをすると叱られると誤った認識だけはさせてはいけないと気を付けました。とはいっても帰宅後うんちまみれの足と、明らかに歯に食糞の後があるときは、毎回悲鳴をあげたくなります(笑)
まれに成犬になっても食糞行動を続ける場合があると聞いていたのでとても心配しましたが、りりーは成犬用のドッグフードに変えた途端にパタリと問題解決。
今から振り返ると、栄養リッチなパピーフード、幼年期のまだ未熟な消化機能などが原因なのかもしれません。
たくさん手を焼いて、たくさん心配もしましたが、一過性の行動でよかったよぉ。(涙)
ちなみにうんちの後のおやつは大人になった今でも習慣。だって、一生懸命アピールするのでもうあなたのトレーニングは終了とは言えませんよね(笑)