ロサンゼルスはアメリカでも数少ない公共交通機関が整っている街です。治安の問題から、夜など人の動きが少ない時間帯の利用は避けた方がよさそうな雰囲気ですが、リーズナブルかつもっとも便利な移動手段といえます。そこでロサンゼルス近郊のバス、地下鉄に欠かせないのがTAPカード!日本でいうSuicaやPasmoのようにチャージできるプリペイドカードで、こちらを準備しておくことをおすすめします。
TAPカードの入手方法について;
物理カードを現地で購入する、TAPアプリを使うのが王道かと思いますが、iPhoneユーザーならApple Wallet でTAPカードを追加すれば、ユーザー登録もデポジットも不要で、Apple payで1ドル単位で入金できます。使い方はモバイルSuicaと同じで、駅の改札にタッチするだけです。
ウォレットへの追加方法はこちら。
地下鉄の乗車について;
使用方法はとても簡単で、日本のSuicaなどと基本的に変わらないのですが、違うのは改札を出る時にカードをかざす必要がないこと。一度の乗車で1.75ドルの定額だからだと思います。
地下鉄メトロの乗り場は、街を歩いていると「M」の表示があるのですぐにわかります。
地下鉄は複数のラインがあるのですが、アルファベットと色分けで区別されているので、駅構内で正しいホームにたどり着くのに困ることはありませんでした。
改札はこんな感じ↓ですので、丸いTapマークにiPhoneをかざして料金を支払ったら、バーを押しながら進みましょう。TAPカードの残高はすぐに1.75ドルが差し引かれた表示になります。残高はおそらく返金できないと思いますので、使うたびに少額をチャージすることをお勧めします。(チャージの最小額は1ドル)ちなみに利用開始から2時間以内であれば料金そのままでTransferができるようですので、TAPカードが利用できるバス路線含めて事前に利用プランを考えておくのが良いかもしれません。
ちなみにこちらが駅構内にあるTAP カードの自販機です。物理的カードを利用する方法ですが、デポジット($2?)が必要ですし、紛失の恐れもあるので、私たちはApple walletを選択しました。
日本ではあたり前のようにある、電車内の電子掲示板(次の駅などの案内表示)ですが、ロサンゼルスの地下鉄はこの電子提示版がついているものとないものがあります。ついていない電車にあたってしまった場合は、車内放送で到着駅名のアナウンスが流れるので耳ダンボで聞いていました(笑)
注意点として同じホームから複数の路線が発着する場合があるので、乗車の前に行き先の正しい電車かどうか確認する事をお勧めします。正しいホームに到着したら、以下のような発車案内がありますので活用しましょう。
「Dest」はDestination、最終到着駅を示しています。「Min」はMinutes、次の電車が来るまで何分かを示しています。日本とは少し違う表示方法ですが、慣れればわかりやすかったです。
ちなみに写真はユニバーサルスタジオの駅ホームで撮ったものです。天井がフィルムになっていてかわいい!!