鮭の小骨が喉に詰まり、あたふたしたお話

こんにちは、Chiです。今日は海外出張2日前に起こった悪夢についてのお話をします。その日のランチは焼きシャケ、その日は仕事やパッキング準備が詰まっていて急いで食べたのが悪かった。。。ん?何か喉に詰まっていると感じて、すぐに小骨だと思い、お茶を飲んだり、白ごはんを飲み込んだりしたけどいっこうに取れない(都市伝説的解決法は、往々にして事態を悪化させる)。

嗚咽すると咳が止まらないのでパニックになってはいけないと冷静を保つことを意識して、近所の耳鼻咽喉科の診察時間を確認。午後の診察は3時から、、、ガーン(涙)そんなに待てないと近所の総合病院に耳鼻咽喉科が入っていないことは気づいていたが、わずかな望みをかけて行ってみた。やはり窓口で耳鼻咽喉科へ行くことを勧められ、しょんぼりと家に一旦帰宅。

スーツケースを事前に空港へ送ることになっていたので、とにかく嗚咽しないよう意識を逸らす目的もあってせっせとひたすら詰める。その時の感覚では焦りもあったため、小骨が喉の奥にまで入っている感覚があり、もしかすると出張に行けないんじゃないかという考えも横切りました。やっと3時になって藁にもすがる思いで、耳鼻咽喉科へ電話すると、私の声が泣きそうだったのか、緊急の状況と判断いただけたのか、すぐに診察してもらえると返答いただき伺いました。

こういう焼き鮭をいただいたのであります。

「はい、口を開けて、あーって言ってみて。あっそこに見えてるね」と、診察してくださった先生が一言。よかったと安心した反面、もうひとつ私を苦しめたものが、、、、。喉の奥を見るために舌の奥を押さえられたことで嗚咽しそうで苦しい。。。喉の奥の骨を取り出すためには、まず舌の奥を押さえて長いピンセットのようなものでつまみ出すらしい。一度やってみて嗚咽しそうなら、局所麻酔をしましょうと提案くださった先生に、はじめから麻酔を依頼する私。どうやら嗚咽しやすい人とそうでない人がいるらしいのですが、初めの診察で私は確実に前者と思い、我慢するなんて到底無理でした。少なくともここへくるまでに何度も嗚咽と戦っていたので既に私の喉は敏感になっていたとも言えます。。。幸い先生はすぐに応じてくださり、喉の奥目がけて霧吹きのようなものを3-4度吹きかけました。このまま唾も飲み込まず15分と言われ一旦待合室へ。

ところが5分ほどで当然唾が溜まってきて、喉の感覚も無くなり飲み込んでしまいます。。。先生へ伝えると今度は奥のベットに横になるよう言われて、もう一度麻酔のスプレー。「はい、もう一度15分ね」え?またいちから?とがっかりする私。座るより横になる方が断然楽なのですが、体を横にした時にまたゴクリ。。。

15分経っていませんでしたが、一度トライしてみましょうと先生が喉を覗きます。喉の奥の感覚が無くなっていることはわかるものの、やはり舌の奥を抑えられるのは容易ではありません。2度取り損ねて、3度目に「取れた」と言う言葉をみみにして全身の力が抜け落ちました。先生が見せてくださったピンセットの先にあるのは、なんと3cmほどの大きな骨!!「これは辛かったでしょう」とおっしゃる先生。本当に辛かったよー。皆さん、魚の小骨は、本当に気をつけましょう。

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