旅行3日目の朝、日の出は早く4時前なのでもう明るくて目が覚めた。今日は早起きでいくつか良いことがありました。
雨も上がって道も乾いていたのでそのまま散歩に。早朝のため、静かでほどよい涼しさ(というより寒い)、小鳥のさえずりも心地よい。少し歩くと大雪山系を見渡せる場所から雲海が!雲の動きの速さに驚きです。
7:00から事前の口コミで楽しみにしていた朝食。朝食は母屋で準備してくださいます。
口コミ通り、地元産にこだわった食材を使った洋食でどれも本当に美味しかったです。特に食パンがこれまでにないくらいの絶品でした。しっとりしていて甘みがあり、香り、口あたりの良い食パンでした。焼かずに食べることをおすすめ頂いたんですが納得です。食器もダイニングもとってもおしゃれ。
今日は午前中少し美瑛の観光スポットを回って、250km先の目的地、宗谷岬·稚内を目指します。
8:00に宿を出発してまず「青い池」へ。宿から20分ほどのドライブですが、前方を一匹のキタキツネが横切りました。横切ったあたりで車を止めると草むらからこちらを見ています!慌てて写真を撮ろうとサイドウィンドウをおろしたが、草むらへ。まだ朝早く車の通りも少なかったので出てきたのかもしれません。
青い池の駐車場は有料で500円なんですがその大きさにびっくり。ここってそんなに有名なところ?と思いながら、散歩がてらリリーを連れて青い池へ。(こちらはペット可です)
んー、エメラルドグリーンっぽいかな。天気の良い日ほど青く見えるらしいのですが、今朝は少し曇りでベストコンディションではなかったのかもしれません。
池の周りを散歩できます。
その後ぜるぶの丘へ。まだ時期が早くってお花はまだ植えたばかり。一部エリアのお花と綺麗な景色を堪能しました。こちらもペットを連れて園内の散歩が可能で
カフェやお土産店もあり、ソフトクリームでいっぷく。
10:00に稚内に向けて250kmの道のりをスタート。前半は天気が良く、青い空、白い雲、緑の大地、まっすぐと続く道が北海道に来たことを実感させてくれました。
途中、道の駅北オホーツクはまとんべつで休憩。まだ新しい建物でしたが、大きさの割にレストランやショッピングなどのお店は無くパン屋さんが一店舗。
予定にはなかったが、この近くのクッチャロ湖に寄ってみた。。。。が、ワンコ禁止の看板に気づいてすぐに駐車場へUターン。きっと白鳥を驚かせないようにですね、、、納得。
さらに北上し、一気に日本最北端の宗谷岬を目指します。ここまでのドライブは天気が良かったんですが、やっと辿り着いた最北端はあいにく曇りと強風。おなじみ最北端の碑の前で、数名写真の順番待ち。私たちも寒さをこらえて思い出にパシャリ。なんともいえない達成感で車に戻ると一台の観光バスが到着し大勢の方が次々と下車。この寒さでこれだけの順番を待つなんて、、、先に着いて良かった。やっぱり定番観光スポットです。
16:00ごろに本日ゴールとなるお宿、国民宿舎氷雪荘へ。氷雪荘は稚内駅から100mほどでとっても便利な立地です。実は日本最北端に行けるかどうかは稚内か北部のどこかでペット同室可能な宿がとれるかどうか次第でした。これがかなり限られる!私達が調べた限りでは、たった3軒。稚内に2軒(ペンション亜留芽利亜、氷雪荘)少し南下して豊富町に1軒(ホテル豊富)
ネットで情報が一番多かったのはペンション亜留芽利亜でしたが、こちらとホテル豊富は既に満室。最後の望みの氷雪荘は電話で確認するとペット同部屋が空いているとのことで、無事予約完了。
氷雪荘についてはペットに関する情報がほとんどないので、特にペットオーナー目線で詳しく記載したいと思います。
お宿の建物自体は古いのですが、きれいに掃除されています。おそらく全て和室? トイレ·お風呂はユニットバス式ですので広くはないですが必要十分です(個人の感想です)。ペット同室可ですがペットの設備は全くありませんので持参が必須です。客室は2階でエレベータは無いので、中·大型犬は大変かもしれません(クレートなどに入れて客室まで移動する事が条件)。他にペットづれの方を見かけず、鳴き声で苦情が出ないか少し不安でした。和室なので、お布団を敷いて寝るのですが、もちろんペットはベットは禁止(だと思うのですが、特に説明も、注意書きもなく、ただ常識的にはですね。。。)ですので愛犬が普段使用しているベッドや毛布は必要です。
リリーは終始オムツをつけていたので粗相の心配などはありませんでしたが。オムツをしていても部屋のどこかに水飲み場とトイレエリア(オムツでもトイレシートがある場所でする)が必要ですので私たちが愛用しているのがこちらのシート。こちらのシートの上に、トイレシートやお水を置きます。ワンコは水を飲むときによく器の外に水をこぼします。特に今回のような和室(畳)なら尚更ですが、こちらのシートで防水エリアとなるので、今回のような和室でも安心でとても重宝しています。
さて今回の稚内滞在、ラッキーがありました。わっかない応援クーポンが数量限定で提供されているらしく、宿の方が気を効かしてクーポンをキープしてくださったそう。これがすごかった。まず宿泊料金から3000円/人引き。加えて、乗る·食べる·買うクーポンを各1000円/人、つまり2人で6000円、実質合計12000円の価値になります。
リリーに早めのご飯をあげて、クレートで待機してもらい、私たちの夕食です。場所はリリーパパが事前に調べて決めていた「竹ちゃん」。
お宿から徒歩3分ほどで、混み合うとの前情報から5時の開店を同時に来店しました。残念ながらこちらはクーポン対象店舗ではなかったのですが、行って大正解!! アラカルトで注文したのですが、全て大変美味しく頂きました。ここおすすめです。
6時すぎにお店を出るころには既に席待ちの方が複数いました。地元でもかなりの人気店のようで、宿のご主人も稚内の魚介を一番持っている人気店と話されていました。
今晩はハシゴ。「たけちゃん」から数軒先にある「よしおか」へ。こちらもリリーパパセレクション。こちらはこじんまりしていて気さくな女将さんが接客をされています。座敷とカウンターで、私たちが立ち寄ったすぐ後に満席。こちらも地元の人気店のようです。誰かわかりませんでしたがサイン色紙もいくつか飾っていました。
ハシゴの理由は稚内のソールフードの「チャーメン」を今日の〆にするため。お店によってバリエーションがあるようですが、「よしおか」でいただいたチャーメンはあんかけやきそば風(あんかけ汁なしちょい炒めラーメン的)。これがおいしい!昭和40年代(もちろんリアルタイムでは知らないけれど)止まったような内装(黄桜のポスターなどなどで)といい雰囲気のお店で、古いけれどしっかりメンテナンスされていて、その当時にいるような錯覚をするほど。お席は半分以上空いているけれど、次々訪れるお客さんがいっぱいだからと断られていて(本当に予約でいっぱいなのか、女将さんと厨房のキャパシティ的問題なのかは不明だけれど)、タッチの差で入れて本当にラッキーでした。
美味しいものをたくさん頂いて、大満足。
せっかく頂いたクーポンを使用するため、セイコーマートへ買い出しに。稚内市内のコンビニはほぼセイコーマートです。気になっていた「ちくわパン」もゲット。
明日は今回の旅行で最も長い移動日。早めに就寝です。
4日目に続く。