ノミ・マダニ・フィラリア対策の春 in 2023

こんにちはChiです。暖かくなる春はわんちゃんにとって寄生虫対策を開始の季節でもあります。

対象となるのはノミ・マダニ・フィラリア。接種開始の時期や期間は生活地域やお散歩環境により異なります。いつもお世話になっている獣医さんとご相談させて頂き、毎年ノミ・マダニは3-12月、フィラリアは5-12月を対象に月1度の投薬を継続します。寄生虫駆除剤は経口タイプ、かつわんちゃんが拒むことなく接種しやすいように牛肉風味のソフトチュアブルタイプがあります。わが家では、3-4月はノミ・マダニ用のネクスガード、5-12月はノミ・マダニ・フィラリア対策のネクスガードスペクトラを使用しています。わんちゃんによってはご飯に混ぜても食べない子もいると聞きますが、うちの食いしん坊達は気にせずペロリ。

フィラリアのお薬処方の前には血液検査が必要なので、リリーは血液採取。エマは昨年12月(冬)生まれのため今年に限っては血液検査なしで大丈夫とのこと。

フィラリア(犬糸状虫)は蚊に刺されることで身体に侵入し、肺や心臓の血管に寄生する虫のことです。フィラリアが寄生すると、心臓や肺の機能障害を与え、ほっておくと愛犬の命にかかわるため、通年蚊を排除できない環境で生活する場合、毎年の予防が必須となります。

フィラリア予防薬(駆虫薬)は愛犬が既にフィラリアにかかっていないことを確認してから服用する必要があります。これは万が一既にフィラリアが寄生してしまっている場合、知らずに駆虫薬を投与すると一度に大量のフィラリアが駆除され、心臓や血管内に詰まったりして大静脈症候群、アレルギー、心停止など重篤な症状を引き起こすからだそうです。毎年駆虫薬を服用していたとしても、愛犬の体調による体内吸収効果や、蚊の冬季出現、うまく投与されていなかったなどの可能性があるため、毎年事前の検査をするようです。検査は血液検査キットがあり10分ほどで結果が出るのでその方が安全ですよね。